フランケンシュタイン
漫画家のお仕事
年末年始に一気放送していたNHKの漫勉という番組が、面白い。
キレのあるストレートを打ちたい
キックボクシングをはじめて、もうすぐ1年になります。
夜中に犬に起こった奇妙な事件
ここ3年ぐらい、私の好きなもの不動の1位がSuper Juniorという韓流アイドルです。
リーダーのイトゥクという人が圧倒的に好きなのですが、他のメンバーももちろん好きなので、メンバーが出ているミュージカルや演劇を見に行くことがあります。
最近行ったのが「夜中に犬に起こった奇妙な事件」という演劇。メンバーのリョウクちゃんが挑戦した演劇です。
リョウクちゃんかわいいよ。リョウクちゃん。
韓国で見たのでもちろん全編韓国語でして、韓国語学習歴3年の私が聞き取れる範囲でストーリーを理解するのですが、この舞台はびっくり。
早口、セリフ量多、語り口調でのストーリー展開でにわか学習した自分にはハードルが高く、あれ、なんで犬は殺されたんだっけ?なんて最後には友達と話しちゃう始末でした。
なので、日本に帰って、絶版になった原作を入手笑
- 作者: マークハッドン,森ヒカリ,Mark Haddon,小尾芙佐
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/02/28
- メディア: 新書
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全然わかってなかったわーと改めて演劇での表現と、原作の表現を照らし合わしたとこでした。
ストーリーはざっくり言うとこんなかんじ
・自閉症のクリストファーは、他人とコミュニケーションがうまくとれない。
・ある日、自分が仲良くしていた犬が誰かに殺される。
・犬を殺した犯人を見つけるために、自分の周りの人とコミュニケーションを取るようになるのだが、それにより、自分が知らなかった悲しい真実を知ることになる。
・そこから、ひとりでは何もできなかったクリストファーの冒険が始まる・・・
しかし、演出がとても斬新で見たことない。
よくよく調べてみると、この作品、アメリカではトニー賞を受賞しており、演劇作品賞や演劇演出賞、演劇装置デザイン賞、演劇証明デザイン賞などを受賞しているようで。
今まで見たことのない表現でした。舞台装置も見たことないものばかりでした。
クリストファーは自閉症なんですが、数学や物理の才能が飛び抜けていて(アスペルガー症候群って言うのかな)、そこにおいてだけ、とても頭のいい子なんですね。なので、数学の証明や物理の話なんかが唐突に出てくるんです。でもそれは、すべて彼の頭のなかで暴走する思考なわけであって、他人は関与しない、見えない頭の中だけの出来事なんです。だから、彼の複雑な頭の中を表現する手法としてああいう演出が取り入れられたんだと思うんですが、とても新鮮でした。
もう一度見に行きたいなーなんて思っていたら、
アメリカで上演されたものが、イギリスでも上演されたようで、
イギリス版が今度日本で映画館で見れるらしい。リョウクちゃんもイギリスまで舞台を見に行っていたんですが、これを見て参考にしていたんですね。
なんと嬉しいことに日本語字幕付きのようなので、本場の演劇を見にいこうと思います。
見に行った日はクリスマス。
リョウクリストファーは観客全員とハイタッチというプレンゼントもくれました♥
演劇を見て、原作を読む という行為が意外と面白くて。
この原作をああ表現するのねと結びつけるのが意外と自分としては楽しい行為。
世界の名作を読む機会にもなるし、今年は色々なお芝居と原作を見て見ようと思います。
最後にこの原作本の付録。クリストファー。あんたすごいね。なんでも出来るんだから。